私たちの茶畑は三重県大台町の山間地に位置し、有名な大台ヶ原山系から流れる日本でも1、2の清流「宮川」のほとりの地域にあります。
頑固一徹 有機栽培茶の始まりは、昭和53年から徐々に有機栽培を始めましたが、それは簡単にできるものではありませんでした。
当初は害虫や病気などが多発し、茶畑が丸ごとダメになってしまったり、害虫の被害で茶畑から目を背けて通り過ぎるといった厳しいこともありました。それでも私たちは、諦めず害虫たちと戦い続けました。
そして3~4年が経った頃に変化が出てきました。
お茶をむしばんでいた害虫を捕食する益虫が現れてきたことと、茶樹の病気に対する免疫力が増えてきたのです。
有機栽培に切り替える以前は、お茶本来が持っている免疫力を弱めたり、茶葉に必要だった益虫まで駆除したりしていたことに気づき、昔ながらの栽培に辿りつきました。
頑固一徹 有機栽培は、葉肉が厚く、コクのある味になっております。
是非、ごゆっくりお楽しみください。
農林水産大臣の許可を受けた登録認定機関(JONA)から日本農林規格に適合していることを認定された証です。
化学肥料、農薬を使用しない畑で生産された農産物加工食品につけられるマークです。
セーフティ・リ・ファーム88が使用しているお茶は、有機認定を平成11年に取得した、やまりん製茶の茶葉を取り扱っております。
毎年1回認定検査員の厳しい検査を生産工程(圃場関係)と製造工程(工場関係)の2種の認定を受けております。
昔、伊勢の國と呼ばれていた三重県は、全国で第3番目の茶産地です。実はあまり知られていませんが、東名阪自動車道などを走ると、道路脇の農地に霜避けの扇風機が印象的な茶畑を眺めることができます。
テアニンなどの栄養が豊富な「かぶせ茶」の生産は第1位を誇るなど、恵まれた自然と気象状況を利用して、盛んにお茶の生産が行なわれております。
伊勢茶の中でも各生産地により北勢では水沢・鈴鹿・亀山など、また南西では大台・飯南・飯高・度会などの地域でそれぞれにブランドとして生産されてきました。現在では、伊勢茶をより知ってもらうように、PR活動も行われております。
セーフティ・リ・ファーム88がある大台町は山間地の小さな茶産地ですが、有名な大台ヶ原山系から流れ出る、日本でも1、2の清流といわれる「宮川」のほとりの地域です。
奥伊勢を望む山々があり温度差が激しい地域で、かつ大杉谷に近く、雨が他の地区より多いためお茶の生育が良く、味もたいへんコクのあるお茶です。